こんにちは。
脱・毒親人生!
パワースポットマインドセラピー
心理セラピストの緑葉です。
前回は、不登校解決までの一般的なプロセスについてお伝えしました。
(不登校のプロセスについて解説したブログはこちら)
今回は、そのプロセスに応じた具体的な対応方法についてお伝えしていきます。
1 前兆期
元気がなかったり、
素行が悪くなったりする時期ですが、
不登校の前兆なのか、
思春期の心の揺れのせいなのか、
学校以外に何か思うところがあるのかなどがわかりにくい時期です。
あれこれ詮索しようとせずに
元気がない事実、
素行が悪くなっている事実だけを
受け止めてください。
声をかけるなら、
「元気がないようだけど、何かあった?話したくなったら話してね」
くらいのさりげない感じで、
”あなたの変化に私は気づいているし、気にかけているよ”
という親からのメッセージを子供が感じられる程度の距離感で見守りましょう。
2 不安定期~安定期
この時期の対応によって、
不登校期間が短くて済むか
長引くかが決まるといってもいいかもしれません。
そのくらい、この時期の対応は重要です。
親子で疲弊してしまわないうちに
解決できるかどうかのカギになる時期です。
この時期にしてはいけないこと
✅無理やり登校させようとする
✅登校できない理由を問いただす
✅登校できたら○○してあげるなど条件を付けて登校させようとする
✅登校できないことを責める(怒る)
✅登校できないならせめて勉強しなさいなどと、勉強を強要する
✅ゲームや動画視聴を禁止したり、時間を制限したりする
ついつい、
子供を励ますつもりでかけた言葉が
この頃は、ほとんどすべて、
子供にとっては呪いの言葉になります。
子供は学校に行かなければならないとは
思っているのですが
それができない自分を責めています。
その上、親からもいろいろと
言われてしまうと、
ますます自分はダメな人間だと
思い込んでしまいます。
これでは、立ち直るきっかけが
つかめないですよね。
「学校に行きたくないんだね。
じゃあ休みたいだけ休めばいいよ。」
と言えるくらいに、
受け入れてあげられるようになると
子供は、
親が自分を理解してくれていると感じて
安心してエネルギーを溜め始めることができます。
ですから、ひたすら
子供を否定せずに寄り添う
必要があるのが、この時期です。
3 回復期~活動期
子供のエネルギーが回復してくる時期です。
とはいえ、学校に行く気になっているかというと微妙なところです。
引きこもっていた状態から外に気持ちが向くようになってきた段階なので、
もう大丈夫だろうと親は思いがちです。
そして、「学校に行ってみないか」
と、つい促してしまいたくなるのですが、
それは逆効果になってしまうことが多いです。
元気になっても、学校に対する恐れや不安がなくなったわけではありません。
ですから、子供の方から学校の話や、お友達の話をするようになるまでは
おおらかな気持ちで、
やはり見守る必要があります。
再登校できるようになっても、
不登校になる前のように登校できるかはわかりません。
登校したり休んだりを繰り返すこともあります。
ですが、不安定期とは違い、
子供は前向きな気持ちになれているので
あまり心配せずに様子を見てあげればよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
不登校期間を長期化させないためには
子供の状態を一旦丸ごと受け入れて認めてあげることが大切です。
しかし、これが一番難しいことでもあります。
なぜなら、自分が育ってきた環境により
刷り込まれてきた価値観や思い込みが邪魔をするからです。
子供の状態を思考では受け入れなければ
とわかっていても、
感情の部分では、受け入れられないという
認知の歪みが生じてしまうのです。
この認知の歪みをなくしていくことが先決です。
私のご提供している
パワースポットマインドセラピーでは
この認知の歪みをなくすだけではなく
客観的な視点で物事を俯瞰してみることが
できるようになるマインドを育むことができます。
そして、その陽のエネルギーが
お子さんにも伝わり
これまで以上に、
より良い親子関係を築いていくことが
できるようになります。
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