【不登校】不登校解消までの一般的なプロセス

こんにちは。


いつになったら、不登校の状態から抜け出せるのだろう・・・

と何年も続くお子さんの不登校に悩まれている方は多いと思います。

そこで今回は、不登校になったお子さんが回復に向かうまでの一般的なプロセスをお伝えします。


不登校には段階がある

不登校と一言で言っても、段階があるのをご存じですか?

下図をご覧ください。



このように、5つの段階を経て不登校が解消していきます。

一つ一つご説明していきますね。


前兆期

学校には登校しているけれども、それまでとは少し様子が違うという時期です。

例えば、

✅朝起きるのが遅くなった
✅夜更かしするようになった
✅以前に比べて動画やゲームばかりするようになった
✅以前は学校内での話をしてくれていたのに、全く話さなくなった
✅習い事や塾を黙ってサボるようになった

など、生活や様子に乱れが出てくる時期です。

これは、現実の嫌なことから逃げたいという思いの現れでもあります。


不安定期

前兆期から一歩進んだ状態です。

学校へ行かなければと思う反面、
本人にもわからない不安や怖れが強くなっていきます。

そのため、生活が乱れがちになり、
ストレスから腹痛や頭痛を
訴えることが多くなり、
遅刻や早退を繰り返したり、
登校できたりできなかったりといった五月雨登校状態になります。


安定期

安定期というのは、
不登校状態が1か月以上続いていて
自宅で過ごすことが日常になっている時期
と考えていただいたら良いと思います。

安定期とはいっても、お子さんの心は沈んだままです。

✅布団から起き上がれない
✅食事をろくに摂らない
✅引きこもりがち
✅昼夜逆転生活
✅身だしなみを整えることができない
 (入浴拒否、洗顔・歯磨きすらできないなど)

今まで普通にできていたことができなくなってしまいます。


回復期

回復期と表現していますが、この時期もまだ、完全不登校状態です。

ただ、安定期と違うのは

✅口数が増える
✅笑顔が見られる
✅友達と話をするようになったり、出かけたりできるようになる
✅前向きな発言が増える
✅崩れていた生活リズムを整えようとする行動が見られる

といった形で、前向きな言動が増えていく時期です。

心の状態が上向きになってきた状態といってもいいかもしれません。


活動期

これまでのプロセスを経て、
ようやく心のエネルギーが満ちると
自然に学校に登校してみようという気持ちになります。

再登校にはもちろん不安がありますが、
それでもその不安に耐えるだけのマインドが整ってきている状態です。


まとめ

いかがでしたか?

今、ご自身のお子さんは、どの時期に該当するでしょうか?

時期によって、お子さんへの対応を変えていく必要があります。

この対応が、
お子さんの心に寄り添えていない場合
不登校の期間が長引いてしまう一つの要因になってしまいます。

次のブログでは、このプロセスに沿った具体的な対応方法についてお伝えしていきますね。

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